Ramshackle Glory - One Last Big Job (CD)

700円

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2010年から2016年まで活動した米国アリゾナ州ツーソンのアナーコ・フォーク・パンク・バンドRamshackle Gloryの9曲入り3rd&ラストアルバム。これまでよりも円熟味が増し、しっとりともの悲しさにひたりつつも希望を感じさせるドラマチックなフォークパンク。Ghost MiceやThe TaxpayersなどPlan-It-X系のバンドが好きなら気に入るでしょう。

自主リリース。
歌詞、ライナーノーツ、読書リストが掲載されたブックレット。

Bandcamp
<ねずみのぼやき>
『One Last Big Job』(「最後の大仕事」)というタイトルのとおり、この作品を最後に2016年に解散してしまったRamshackle Glory。ボーカル/ギター/ソングライターのPatさんは音楽シーンから引退することを決めた。かれは10代から20代にかけてJohnny Hobo and the Freight Trains〜Wingnut Dishwashers Union〜Ramshackle Glory/Pat The Bunnyですばらしい曲をつくってきたので残念です。なかでもRGの1stアルバム『Live The Dream』はぼくの心の名盤。

このバンドの魅力は音楽はもちろん歌詞にある。自身の薬物依存をはじめ、警察、宗教、監獄、法律、国境、投票、家賃、または闘争、自由、生と死といったトピックをあつかう。アナキズムの観点を持ちながら個人的な物語をつづった歌詞は、誠実でときに悲痛だ。自分の弱さやどうしようもなさもさらけ出してる。まるで日記や手紙を読むように。理論をふりかざすのではなく、心に訴えかけるものがある。たぶん疎外を感じて困難な日々を過ごす人たちを勇気づけてきただろうと思う。ぼくもそう。ちょこっと読みかじった思想とクソな現実と自己嫌悪のはざまでカチカチになったぼくの頭をほぐしてくれた。英語がわからないなりに。。

最後の音源となったこのアルバムはだいぶ枯れてるね。なんだか夕暮れの荒野が似合いそう。以前はなにかに追い立てられるような、内からあふれ出すような感じもあったけど、落ち着いて渋みが出てる。各パートが調和していて、バンドとしてのまとまりも感じる。メロディーはあいかわらず泣き泣きで、Patさんの少しうわずった声はやはり感傷的に響く。Nickさんの透きとおる声もいい。歌詞はちょっと力強くなってるかもしれない。終わりというよりは新たな始まりを告げる、そんな作品のような気もする。

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